Winners
2024年度 受賞作品
2024年度受賞結果
多数のエントリーありがとうございました。
「グラフィック部門」「プランニング部門」「デジタルサイネージ部門」の受賞者を発表いたします。
※サイトで紹介している企画書の無断使用・メディア掲載を禁じます。
企画書の使用・掲載を希望する場合は、必ず事務局までお問い合わせください。
グランプリ
株式会社TBSホールディングス
ワクワク探し
受賞者:馬場 陸斗(株式会社電通)
共同制作者:中野 美蘭(株式会社電通)
審査員コメント
電車の中でこの広告に出会ったら、ワクティを見つけられた瞬間に「どんな時もワクワク探し」というコピーがスッと入ってきそうです。シリーズものですが、日常の中のちょっと頑張っている場面にワクティを潜ませている点が、細部までよく考えられていました。(えぐちりか 氏)
ウォーリーは、誰も知らない人でも探してもらえるのだろうか? そんな疑問に「YES」という答えをくれました。認知のないキャラクターでも、捜索欲?を刺激されるデザインがあれば、人は探してしまうものですね。そして1度探せば、その体験により人は必ず覚えてしまう。知らなかったワクティが脳に住み着きました。してやられました。車中の皆さんにも体験して欲しいです。(尾形 真理子 氏)
キャラクターを扱うグラフィックは制限が多い中、ここまで自由な発想で、かつパターンを出せたのは素晴らしい。
退屈な電車内の時間も楽しめる、中づりに相応しい作品だと思います。(かっぴー 氏)
グランプリの作品は、ワクワクを探すの「ワクワク」=数式やコーディングなど創造性を感じさせるモチーフに置き換え、そこへ探させるデザインがなされていて、細部まで工夫とクオリティが感じられる作品です。第一次審査の中でパッと目にとまった作品で、数多くの作品と見比べた際に特に目立っていました。(武山 範洋 氏)
準グランプリ
アクア株式会社
満員の冷凍庫に、もう一つの行き先を。
受賞者:朝倉 大喬(株式会社グラニフ)
共同制作者:松沢 洋祐(会社員)
共同制作者:中井川 紗波(株式会社クリエイターズグループMAC)
審査員コメント
中づり媒体ならではのアイデアと絵本のようなイラストが素敵でした。
満員の車両でこの広告を見つけたらちょっと微笑ましくなりそうな、チャーミングなデザインです。(えぐちりか 氏)
自炊のストックが広がり、冷凍技術の進化、ふるさと納税…。近頃のわたしたちには、冷凍庫がぎゅうぎゅうになる理由しかありません。そしてコロナがなかったような相変わらずぎゅうぎゅうの通勤電車。このふたつを結びつけると説得力のあるアイデアとなるという着眼点。チャーミングに表現されているのも素敵でした。(尾形 真理子 氏)
イラストが味があって良いですね。パッと目に留まり、メッセージもストンと腹落ちしました。
本来ネガティブである満員電車の情景をチャーミングに描いていて、良い視点だなと思います。 (かっぴー 氏)
準グランプリの作品は、特に応募者の多いクライアントからの選定となりました。
スリム冷凍庫という商品特徴がはっきりしていたためか、アイデアの切り口が似ているものが非常に多かったのですが、この作品はユーモアのある比喩表現で他の作品群にはないオリジナリティがありました。(武山 範洋 氏)
審査員特別賞(えぐちりか 氏)
株式会社コージー本舗
伸びしろのある目元
受賞者:対馬 自由莉(株式会社東急エージェンシー)
審査員コメント
目元に悩みを抱えている人に「伸びしろ」というポジティブなワードで投げかけている点に好感が持てました。つけまつ毛後の変化がわかりやすい、メイクと少しギャップのあるモチーフの選び方もユニークで、誰にでも伝わりやすいキャッチーなデザインが秀逸でした。(えぐちりか 氏)
審査員特別賞(尾形 真理子 氏)
株式会社コージー本舗
まつげは女の力こぶ
受賞者:関原 優奈(多摩美術大学)
審査員コメント
電車の中で見たら、目立つだろうなぁ…それよりなにより怖いだろうなぁ…笑。素晴らしいです。女性たちの目力は、可愛くなるだけでなく、犯罪までも抑止する。まつげを力こぶと表現する言葉のチョイス、色の設計、メディアの使い方、どれも独自性が高く、審査会場内で際立っていました。(尾形 真理子 氏)
審査員特別賞(かっぴー 氏)
アクア株式会社
横にせざるを得ませんでした。
受賞者:田中 茉莉奈(OUWN株式会社)
審査員コメント
「冷凍庫の横幅が中づりと同じサイズである」という発見を、ストレートにやり切っていて良かったです。
近い着眼点の作品は他にもありましたが、ここまで潔いとやはり目を引くなと思います。(かっぴー 氏)
審査員特別賞(武山 範洋 氏)
株式会社TBSホールディングス
溢れ出る
受賞者:金谷(フリーランス)
審査員コメント
審査員特別賞の作品は、中づりから溢れ出るシンプルなデザインが、たくさんの交通広告の中でも目立つと感じたので選びました。一人ひとりに違った、たくさんのワクワクがあることがビジュアルで伝わる点も優れていると思います。どこかにシルエットにしたキャラクターをつくり、そこにコピーを入れるなど、もう一つ工夫があるとさらに良くなると思いました。(武山 範洋 氏)
メトロアド賞
株式会社コージー本舗
since2009
受賞者:高山 日良里(株式会社ティー・オー・エム)
お祝いコメント
受賞おめでとうございます。
電車内は静的かつ私的な時間を過ごす人がほとんどであり、中づりポスターはそんな人々の目線を如何にして上にあげ、見てもらえるデザインかが大切かと思います。ブランドカラーを基調とした車内でも一層目立つカラーリングはあらゆる世代の人の目を奪い、引き付けることでしょう。特に平成という時代で青春を謳歌した世代の人は、羅列されたワードに懐かしみを感じるとともに、「DOLLY WINK」の文字が特に印象に残ると思いました。Y2Kなどの平成文化が再熱している現代にこその作品でした。(メトロアドエージェンシー)
学生部門賞
株式会社コージー本舗
DOLLY WINKは各駅停車。
受賞者:有馬 治英(東北芸術工科大学)
審査員コメント
ラインナップが他社と比べるととても多いことが、各駅の路線図でひと目でわかりました。電車中づり広告ならではの表現で、掲出されたらついついみてしまうと思います。欲を言えばDOLLY WINKが何の商品を売る会社かを知らない人にも伝わるような工夫があるとさらに良くなったと思います。(えぐちりか 氏)
路線図というアイデアは毎年見るものですが、停車駅の多さは群を抜いていました。正直、乗車したくないです!だけどその数こそがラインナップの豊富さであり、お気に入りに出合える可能性でもある。ひとりでも多くの人を乗せて走るための各駅停車。ブランドの強みを可視化したいという作り手の熱意が伝わってきました。(尾形 真理子 氏)
中づり広告で、路線図をパロディ化して利用するアイデアは目新しいものではありませんが、学生賞という事で、これからも世の中の面白いもの、良いと思ったものをどんどん吸収して欲しいです。
その先にオリジナリティも生まれるはずなので、それを楽しみにしています。(かっぴー 氏)
鉄道路線図に置き換えて表現した作品は数多くあるのですが、もっとも工夫が行き届いていた点が選定の理由です。自社商品の数の多さを、他社商品と路線図で比較している点がとても視覚的にも整理されており、わかりやすいと思います。(武山 範洋 氏)
協賛企業賞
アクア株式会社
おうちのべつばら冷凍庫
受賞者:桑原 仁美(CBRE K.K.)
お祝いコメント
この度は素敵な作品をご応募いただきありがとうございました。
作品を見た方が「自分だったらスリムフリーザーに何を入れようか」と、まさに自分ゴトとして考えていただけると思い選出させていただきました。
またこの場をお借りして、今回ご応募いただいた皆さまに御礼を申しあげます。(アクア株式会社 マーケティング戦略グループ 藤島 康佑)
協賛企業賞
株式会社コージー本舗
Re:ひさしぶり
受賞者:吉浦 萌々子(株式会社Jaianto)
お祝いコメント
この度は、素敵な作品をありがとうございました。
15周年を迎えたDOLLY WINKが発売した2009年は「ギャルブーム」真っ只中で、たくさんの方につけまつげやアイメイク商品をご愛用いただき、ここまで成長することができました。その時代の象徴でもある「ギャル文字」をメインに、インパクトのある作品を選定させていただきました。
今回ご応募いただきました皆さまにも御礼申し上げます。(株式会社コージー本舗 マーケティング推進課 課長 玉置 未来)
協賛企業賞
株式会社富士薬品
「知る人ぞ知る、おいしい話」
受賞者:松村 亜紗子(花王株式会社)
お祝いコメント
「おいしさ」と「20種類以上の栄養成分が入っている」この2点が表現のテーマでした。情緒的な表現になりがちなテーマでしたが、商品が持つ価値をコピーでシンプルに、且つユーモアに表現して頂けた作品だと捉えています。
また貴重なお時間を作品作りに割いていただいた全ての皆さまに、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。(株式会社富士薬品 FBマーケティングプロモーション部一同)
協賛企業賞
株式会社TBSホールディングス
ワクティたちの文字遊び
受賞者:大田 成美(武庫川女子大学)
お祝いコメント
この度は素敵な作品をありがとうございました。
TBSのキャラクター「ワクティ」であることを直球に知ってもらえて、様々な表情を通して多くの方にワクティへの興味を持っていただけると感じ選出させていただきました。
TBSのブランド要素も含めて全体として非常に整理されていて、遠くから見た時にインパクト、近くで見た時には発見があり、キャラクターらしい遊び心が詰まった作品だと感じました。ありがとうございました。(株式会社TBSホールディングス ブランドコミュニケーション戦略部 マネージャー 中森 卓也)
協賛企業賞
東武タウンソラマチ株式会社
ミズマチはシタマチとソラマチのあいだです。
受賞者:鈴木 絃太(Hakuhodo DY ONE)
共同制作者:古澤 重明(Hakuhodo DY ONE)
共同制作者:周 センジェー(博報堂)
お祝いコメント
この度は素敵な作品をありがとうございました。
「浅草と東京ソラマチ(東京スカイツリータウン)を繋ぐ、鉄道高架下の複合商業施設」という、東京ミズマチ最大のセールスポイントを一言で分かりやすく表していたと思い、選定させていただきました。各エリアの頭文字が音階に当てはまることに着目して、鍵盤で表現したという点も面白かったです。
最後にこの場をお借りして今回ご応募いただいた皆さまにも御礼申し上げます。(東武タウンソラマチ株式会社 商業運営本部 本部長 佐藤 繁)
ファイナリスト
- マジ盛れる DOLLY WINK
- シュレスタ まな株式会社 東北新社
- 大隅 絢加テテマーチ株式会社
- ひじきまつげ
- 五百部 侑加多摩美術大学
- いつでもスリムに営業中。
- 秋庭 祐貴ビーコンコミュニケーションズ株式会社
- わたし史上、最高傑作。
- 小林 健太郎株式会社マムハウス
- 井川 雅之株式会社One by One
- 退職願
- 川村 真悟株式会社エヌ・ティ・ティ・アド
- つけま絵文字
- 谷口 泰星サントリーホールディングス株式会社
- 小比類巻 洋太The Breakthrough Company GO
- 片口 泰成株式会社ヒルズ
- 新・冷凍生活
- 谷口 泰星サントリーホールディングス株式会社
- 小比類巻 洋太The Breakthrough Company GO
- 片口 泰成株式会社ヒルズ
- ね、変わるでしょ。
- 藤田 吏穂会社員
- へこたれない絵文字
- 楠 満葉株式会社電通
- 伊藤 孝浩株式会社デイリースポーツ案内広告社
- 齋藤 優祐株式会社デザインメイト
- 盛りたい
- 柳生 まりあFIELD MANAGEMENT EXPAND
- 池川 明日香FIELD MANAGEMENT EXPAND
- クールダウンしてく?
- 林 佑美株式会社Ludius
- 太田 博泰株式会社中日新聞社
- もしもリンゴ酢があったなら
- 舩田 彩加フリーランス
- 笠井 普成株式会社U-NEXT
グランプリ
株式会社ロッテ
-8℃はどーれだ?
受賞者:大村 浩之(CCCMKホールディングス株式会社)
審査員コメント
広告には必ず「生活者の取り分」と「ブランドの取り分」がなければいけないのですが、この企画はそのふたつが絶妙なバランスなのです。「温度当てクイズ」というのは地下道を通りかかった人々が気楽に遊べる生活者の取り分だし、クーリッシュが一番美味しい「-8度」というのは上手なブランドストーリーでブランドの取り分なのです。(木村 健太郎 氏)
-8℃の商品を当てる、世界中の人がやってみたくなるシンプルな仕組みが評価されました。「クーリッシュは-8℃が美味しい」と言う商品情報の発見も、横長のメディアを活かしたズラッとした陳列も良い。グローバルインサイトを突いていて、ブランデッドであり、メディア特性も活かした、グランプリに相応しい企画でした。(関谷“アネーロ”拓巳 氏)
「-8℃が飲みごろ」という意外な事実と、それを当てるゲームの組み合わせが秀逸。シンプルながら誰もが試したくなる体験型企画で、インバウンド向けにもわかりやすい。私自身クーリッシュ愛用者ですが、-8℃の飲みごろは初耳。暑い夏、新宿駅でこの光景を見かけたら、思わず参加したくなり、正解するまで試しそうで、話題になりそうです!(長田 新子 氏)
3つのポイントを芯で捉えた、いい企画だなと思いました。
①商品特性
-8℃という商品特性を、やってみたいと思える体験の中で訴求できている。
②媒体特性
通行時に利用される媒体特性を理解していて、体験負荷の塩梅が適切である。
③時代感
企画の絶妙なゆるさが、良い意味で今っぽい(=リールで表示される動画っぽい)と感じた。
グランプリの受賞、おめでとうございます!(小林 大地 氏)
準グランプリ
山芳製菓株式会社
あちらのお客様からですチャレンジ
受賞者:丸山 優河(株式会社プラップジャパン)
共同制作者:松沢 洋祐
共同制作者:田島 由紀子
審査員コメント
「結果オーライ」という言葉があります。「大人だからバー」という切り口は単純だし、「ビーフだから牛男」というのも無理やりだと思うのですが、出来上がったアウトプットがめちゃくちゃインスタ映えするし、その単純さと無理やりさが程よく見たことのない強烈な一枚絵になっています。つくづく「結果良ければすべてよし」です。(木村 健太郎 氏)
馬鹿馬鹿しい笑
子どもでも大人でもやってみたいと思える動画映えするイベント。TikTokなどでの拡散もポテンシャルがあると思います。ネーミングも、ストレートでソーシャルらしい。ブランデッドという視点では強くはない、そこがグランプリとの差ではありました。同様の案は他にもありましたが、細部で差がつきました。(関谷“アネーロ”拓巳 氏)
新宿の地下に突如現れたバーカウンター。大人の雰囲気の中、「あちらのお客様からのチャレンジです」と差し出されるのは、意外にもわさビーフ。牛をイメージした常連が演出するユーモラスな世界観に、座る席で変わるスピードの遊び心が加わり、思わず試したくなる仕掛け。わさビーフを“大人のチップス”として再発見させる創造性溢れる体験型企画として話題になりそうです!(長田 新子 氏)
「縦型動画」での拡散イメージ図の1枚で、勝利を勝ち取ったと言っても過言ではないと思います。審査員みんなが盛り上がりました!笑
ショート動画での話題化を狙った体験設計が、時代感を捉えていると感じました。準グランプリの受賞、おめでとうございます!(小林 大地 氏)
審査員特別賞(木村 健太郎 氏)
株式会社ロッテ
疲れた体に効クーリッシュ
受賞者:渡邊 清子(株式会社電通)
共同制作者:坂本 龍(株式会社電通)
審査員コメント
毎年プランニング部門には「アホ枠」というのがあります。この企画は一見、発想もビジュアルもネーミングも勢いだけで考えたアホ企画に見えますが、実は秀逸なブランド体験設計になっています。ネタとしても映えとしても最高な上、「揉み」という共通点で無理やり結びつけたふたつの異なる快感体験の組み合わせた新感覚があなたの脳髄に刷り込まれることでしょう。(木村 健太郎 氏)
審査員特別賞(関谷“アネーロ”拓巳 氏)
株式会社ロッテ
めざせ9リッシュ
受賞者:石塚 勢二(Dynamite Brothers Syndicate)
審査員コメント
絶妙なくだらなさ加減がとても好きでした!9リッシュという駄洒落も、男の子のイラストの表情も。
商品特性の「押す」から、こんなバカバカしい企画が生まれるとは。
駄洒落はわからなくとも、外国人も楽しめるイベントだと思います。商品と少年の顔が横なのは事情を感じつつ、横長のメディア特性を活かしたアイデアであることもいいですね。(関谷“アネーロ”拓巳 氏)
審査員特別賞(長田 新子 氏)
株式会社ロッテ
喫クーリッシュ
受賞者:和田 大輝(株式会社マテリアル)
共同制作者:大井 勇星(MAQ inc.)
審査員コメント
「喫煙」ならぬ「喫クーリッシュ」——このネーミングがわかりやすく面白い。新宿駅に登場した「喫クーリッシュ所」では、1人でも複数人でも、クーリッシュ片手に一息つく時間が生まれる。その空間で、大人から外国人まで全員がクーリッシュを飲んでいる光景のシュールさもインパクトと話題性に繋がる。何より、出て行く人たちがどこかスッキリしている光景が目に浮かび、強く印象に残る。
シンプルで展開しやすく、サンプリング施策としてフェス等でも展開できそうな企画ですね!(長田 新子 氏)
審査員特別賞(小林 大地 氏)
山芳製菓株式会社
わさびー粉アングラサンプリング
受賞者:中井 賢二(株式会社ビデオプロモーション)
共同制作者:吉本 一喜(株式会社ビデオプロモーション)
共同制作者:恩田 耕祐(株式会社ビデオプロモーション)
審査員コメント
①「新宿」という場所の捉え方
②「危険風な企画で包むことで、逆に近寄ってみたくなる」というツボの押し方
③(商品の一部である)「粉」のみで戦う大胆さ
①−③のどれもが好きな企画でした。
実現させようとすると大きな壁がたくさんあると思いますが、「いい企画」は、大体そういうものだと思います(笑)
受賞おめでとうございます!(小林 大地 氏)
メトロアド賞
東洋学園大学
大人あみだ
受賞者:渡邉 大介(株式会社博報堂)
共同制作者:藤崎 香花(株式会社博報堂)
お祝いコメント
受賞おめでとうございます。
『「え、知らないの?」が、とても怖い』というインサイトを発見し、企画の切り口とした点と、最終的にPBLのあみだの先が壁面のQRコードとつながり、WEBへの遷移を誘導することで、あみだを実践した結果自然とPBL、そして東洋学園大学の強みを認識できるという設計がお見事でした。また駅利用者の進行方向に着目し、柱を挟んだ左右のエリアであみだの向きを変えている点も、よく新宿駅を分析できており、メトロアド賞にふさわしいアイディアでした。(メトロアドエージェンシー)
学生部門賞
株式会社ロッテ
ふみふみ歩くーリッシュ
受賞者:川之上 慎(立教大学)
審査員コメント
クーリッシュのシズルである「もみもみ」を「ふみふみ」に転換したことがクリエイティビティのブレークスルー。これによって、参加の間口を広げ、体験アトラクション性を高め、記憶に残る違和感を生み出しています。「製品の巨大化」という手口はOOHの常套手段ですが、「シズルの身体化」という手口が素晴らしい。(木村 健太郎 氏)
学生らしいシンプルな良いアイデアでした。ここを通過する人が受動的に必ず体験できるところが他の多くの案と違ったところです。
商品(しかも踏むのは代替品だとしても食品商材)を踏んで良いのか?というのはありつつ、クーリッシュのあの感触は気持ちよさそうだし、食べたくなると思います。社会人になってからの活躍も楽しみです。(関谷“アネーロ”拓巳 氏)
「揉む」ではなく「ふむ」——忙しい通勤・通学の流れの中で、足元からクーリッシュの楽しさを伝える発想が新鮮。新宿という忙しい空間で、あえて足を止めずに体験ゾーンへ突入できる動線も気になるポイント。踏んだ瞬間に感じる“柔らかさ”が「これが飲み頃?」という発見につながるのも絶妙。暑い夏、普段は無表情な通行人も、ふみ心地で思わず“飲んでみたいかも!”と思わせる、笑いとインパクトのある企画!(長田 新子 氏)
通勤している生活者が置かれている状況を理解し、「歩く」という毎日の行為の中で 商品との接点を図ろうとしたアプローチと考えたこと。そしてそれが、「クーリッシュ」が持つ 商品特性を捉えた企画になっていたこと。この2点が、いいなと思いました。
「学生部門賞」の受賞、おめでとうございます!(小林 大地 氏)
協賛企業賞
株式会社ロッテ
歩きスマホアイス
受賞者:石塚 勢二(Dynamite Brothers Syndicate)
お祝いコメント
この度は、素敵な作品ありがとうございます。「歩きスマホ禁止」という誰もがわかる社会課題の視点をずらし、「歩きアイスご自由に」で目を引くとともにクーリッシュの歩きながら飲める手軽さをわかりやすく親近感のあるイラストで表現され、「クーリッシュを知らない人もつい飲みたくなる」作品だと感じましたので選ばせて頂きました。最後になりましたが、この場をお借りして今回ご応募して頂いた皆さまにも御礼申し上げます。(株式会社ロッテ マーケティング本部 第一ブランド戦略部 クーリッシュブランド課 課長 渡辺 和哉)
協賛企業賞
東洋学園大学
TOGAKU PBL BOARD
受賞者:洪 準(株式会社電通プロモーションプラス)
共同制作者:森井 大輔(株式会社電通プロモーションプラス)
お祝いコメント
この度はご応募ありがとうございました。「TOGAKU PBL」の根底にある、社会や人々とつながり自由に学び合うことの楽しさを表現いただけたこと、見た目にもワクワクするデザインや問いの設計は、我々にとっても大きな学びとなりました。今回のMACA自体がTOGAKU PBLの実践の場でもあったと感じます。ご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。(入試広報センター 部長 相川 徹人)
ファイナリスト
- 大人の近道切符 わさビーフ
- OHAGI主夫
- ツーン顔MUSEUM
- 伊藤 順子株式会社東急エージェンシー
- 岩田 小春株式会社東急エージェンシー
- 鈴木 未央株式会社東急エージェンシー
- 坂井 健株式会社東急エージェンシー
- 決まり手クーリッシュ
- 奥 健太郎株式会社東急エージェンシー
- 対馬 自由莉株式会社東急エージェンシー
- 中窪 千乃株式会社東急エージェンシー
- GyuuLish
- 細田 林太郎TOPPAN株式会社
- 神田 康弘TOPPAN株式会社
- 田中 瑛人TOPPAN株式会社
- リアルタイム PBL 会議実況
- 山岡 智行株式会社博報堂
- クーリッシュ乳搾り
- 山森 由幹デジタルハリウッド大学
- 髙橋 奈希デジタルハリウッド大学
- 池田 拓斗デジタルハリウッド大学
- 王 鵬豪デジタルハリウッド大学
- COOLish Japan メトロ場所
- 酒井 慧フリーランス
- 吉岡 太郎Wild Maps
- 須藤 裕太電通
- 社会問題の赤本棚
- 丸山 優河株式会社プラップジャパン
- 重見 果歩面白法人カヤック
- 渡邊 覚斗株式会社博報堂
- コオリッシュスライダー
- 田中 裕隆東京科学大学大学院
- 上田 紗帆上智大学
- 稲葉 七海明治大学
- 池田 有希武蔵野美術大学
- せのビーフ
- 緑川 恵株式会社博報堂
- 永井 志帆株式会社博報堂
- 新宿駅改修プロジェクト
- 林田 健太Monash University
- 生越 結乙慶應義塾大学
- 井上 あかり武蔵野美術大学
グランプリ
株式会社オールアバウト
壊れた液晶と張り紙
受賞者:北嶋 一樹(フリーランス)
審査員コメント
強烈なビジュアルインパクト。通常の広告作業では考査的になかなか実現が難しいアイデアですが、だからこそ新しいアイデアの見本市であるべき広告賞でこそ評価したい企画です。貼り紙の内容が、クスッと笑ってしまうような、チャーミングなものになっていると。さらに最高だったと思います。(藤井 亮 氏)
「ただの縦型ムービーではなく、駅サイネージだからこその企画」というところに一番挑戦していた印象です。まだ若いこの部門のあり方を、一つ示してくれる企画でした。”ただ驚かせる目的”になっているのではなく「駅サイネージが壊れたから、お金の使い方を募集」ということで、このお題にきちんと落としているのがお見事でした。(市川 晴華 氏)
準グランプリ
江戸川区
実際に体感する『ともに、生きる。江戸川区』
受賞者:北嶋 一樹(フリーランス)
審査員コメント
触れてみたくなるサイネージというアイデアも良いのですが、それ以上にトンチキとも言える(褒めています)演出に目を奪われました。背景のスピードや、切り替えのタイミングなどなど普通に作ればエモーショナルな仕上がりになりそうな企画を、ここまで奇妙な仕上がりにしたことにセンスを感じます。(藤井 亮 氏)
駅サイネージならではの体験の仕掛けがよかったです。「ここに手を置かないでしょ!笑」というツッコミも含めて。手前の画と背景の画が動き続けることで、ぼーっと歩いている人の視界に割り込んできそうな強さがありました。「注意の引き方」として、サイネージ企画に必要なことが詰まっている気がします。(市川 晴華 氏)
審査員特別賞(藤井 亮 氏)
株式会社オールアバウト
お財布ガン見男
受賞者:泉 聡一朗(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
共同制作者:浅尾 澪音(フリー)
審査員コメント
街ゆく人の腰のあたりをジロジロと眺める無言の男。これがサイネージでズラーっと並んだ時に感じるであろうインパクトは想像するだけでワクワクします。最後、ちゃんと広告らしくしようという気持ちでしょうか、カメラ目線になって終わってしまったのは惜しいところです。(藤井 亮 氏)
審査員特別賞(市川 晴華 氏)
江戸川区
江戸川区はここまでやります。
受賞者:渡辺 尊(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
共同制作者:中西 聡太郎(株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ)
審査員コメント
「ともに生きる」を表現するべく、多言語を弾幕にするというアイディア。これなら無音でも目を引きます。真面目そうな動画として割り切った背景と、大量の弾幕にギャップがあり、良い違和感(事故感)があります。「顔はさすがに文字が入らなそう」と思っていたら、顔の上にも流れてきて、驚きが加速するのも良かったです。(市川 晴華 氏)
メトロアド賞
株式会社オールアバウト
リアルスマホ画面
受賞者:栗原 莉梨花(株式会社博報堂)
共同制作者:小宮山 太一(株式会社博報堂)
共同制作者:藤田 蓮(株式会社博報堂)
お祝いコメント
受賞おめでとうございます。
預金口座や投資状況のスマホ画面という、非常にプライベートな情報をあえて公共空間で放映するというアイディアがお見事でした。媒体の前を通る人々もドキッとし、つい目を奪われてしまうことでしょう。その引付からスマホのチャット画面への遷移、オールアバウトの紹介までも、適切な情報量で自然と目に入ってしまう構成だと思います。縦型サイネージとスマホ画面の親和性が高いことをまさに体現している作品でした。(メトロアドエージェンシー)
学生部門賞
ダーツライブ
ブルってる?
受賞者:大類 絹三(慶應義塾大学)
共同制作者:髙野 央輔(筑波大学)
審査員コメント
学生でありながら、いわゆるCMとしての構成がとてもしっかりしており力量を感じました。その分、しっかり広告らしくしようとする意識が強いので、もっと自由に思い切って作って欲しいとも感じました。AIを使わずに自ら撮ることで作者の個性が漏れ出ているようなものが見たいです。(藤井 亮 氏)
短く端的なコピー、文字と背景の絶妙なバランス、無駄がないムービーだと思いました!共感から始まるのも、動画の導入としてよかったです。最後、ブルしたころまで描ければ、より前半の内容が回収される気がしました。(市川 晴華 氏)
協賛企業賞
株式会社オールアバウト
あなたの体験が誰かの生活を彩るヒントとなる
受賞者:今野 芳章(Makanonashi)
お祝いコメント
この度は素敵な動画を制作いただきありがとうございました。
All Aboutは「あなたの明日が動きだす」を標語に掲げてメディア運営をしております。そのなかでエピソード企画の紹介と合わせて「あなたの体験が誰かの生活を彩るヒントとなる」というキャッチコピーを押し出し、エピソード投稿を促す動画を制作いただけたことが非常にありがたく、協賛企業賞に選ばせていただきました。(株式会社オールアバウト メディアビジネス事業部 メディアビジネス部 コンテンツR&Dグループ 中村友弥)
協賛企業賞
ダーツライブ
#背面萌え
受賞者:吉田 環(株式会社読売広告社)
共同制作者:松澤 智弘(株式会社読売広告社)
共同制作者:安藤 健太(株式会社読売広告社)
お祝いコメント
素敵な作品をありがとうございます。
どうしても弊社商品のダーツマシンをアピールすると、同じ画面にダーツを楽しんでいる人の表情は収められない為、常日頃からプロモーションの難しさを感じています。しかしこの作品は、あえてその後ろ姿に「背面萌え」というキーワードを創り若者のトレンドにする仕掛け。さらにどこを切り取ってもダーツの楽しさが伝わってくる構成で、駅前のデジタルサイネージに適している作品だと感じました。(ダーツライブ ユーザーコミュニケーション部 長嶋 宣幸)
協賛企業賞
江戸川区
実際に体感する『ともに、生きる。江戸川区』
受賞者:北嶋 一樹(フリーランス)
お祝いコメント
このたびは、協賛企業賞の受賞、誠におめでとうございます。
受賞された作品は、本区が取り組んできた共生社会を印象的な映像と構成で表現していただいたもので、区が掲げる「ともに生きるまち」のイメージが多くの方に伝わる素敵な作品でした。
ご応募いただいた全作品を参考に、今後もさまざまな視点から共生社会の実現に向けた発信に努めてまいります。
末筆ながら、皆様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。(江戸川区 SDGs推進部 部長 矢作 紀宏)
協賛企業賞
株式会社 大丸松坂屋百貨店
ラクリッチ名言劇場
受賞者:鈴木 未央(株式会社東急エージェンシー)
共同制作者:坂井 健(株式会社東急エージェンシー)
共同制作者:伊藤 順子(株式会社東急エージェンシー)
共同制作者:岩田 小春(株式会社東急エージェンシー)
お祝いコメント
このたびは、素晴らしい作品を制作していただき、誠にありがとうございます。
偉人たちの名言を用いながら、ラクリッチの認知拡大や利用シーンの想起という課題に的確に応えてくださいました。さらに、名言との出会いを演出する表現が、サービスの特徴である料理との出会いや楽しみにも重なり合う魅力的なイメージにつながったことから、今回選出させていただきました。最後になりますが、この場をお借りして、ご応募いただいたすべての皆さまにも心より御礼申し上げます。(株式会社 大丸松坂屋百貨店 デジタル戦略推進室 DX推進部 部長 岡﨑 路易)
ファイナリスト
- I’m Darts Man
- 後藤 駿一株式会社TBSアクト
- 浜田 英之株式会社オロ
- 本間 なつみネイチャーワールド株式会社
- 佐藤 雄飛株式会社オロ
- ダーツライブ
- 佐藤 雄飛株式会社オロ
- 浜田 英之株式会社オロ
- 後藤 駿一株式会社TBSアクト
- 本間 なつみネイチャーワールド株式会社
- gift
- 小沼 智佳京都市立芸術大学
- 知識残高を増やそう
- 村濱 翼株式会社ライトカフェ
- あなたとともに、生きる。
- 中谷 優大個人事業
- 考えるな、召し上がれ!
- 飯山 麻友希株式会社ジェイティクリエイティブサービス
- 鏑木 常之株式会社ジェイティクリエイティブサービス
- 星 雅也株式会社ジェイティクリエイティブサービス
- 佐々木 團株式会社ジェイティクリエイティブサービス
- 米山 莉菜子株式会社ジェイティクリエイティブサービス
- ダーツで分かる たぶん、こんな人。
- 矢冨 百夏株式会社スコープ
- 佐原 竹造フリーランス
- 島袋 琉樹株式会社スコープ
- AllAbout
- 澤安 来瞳学校法人石川学園横浜デザイン学院
- お金の賢者クエスト
- 齊藤 レナ株式会社東急エージェンシー
- 光武 樹Liberal Creators
- 持田 卓也株式会社東急エージェンシー
- 黒川 紀子株式会社東急エージェンシー
- 大崎 健登Liberal Creators