Design デザイン部門
協賛企業
公益財団法人東京動物園協会(都立動物園·水族園の管理運営:恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園)

本年度の応募受付は終了いたしました
課題オリエンテーション
部門
デザイン部門
募集課題
都立動物園・水族園とその使命を未来に継承するデザイン
募集する企画の目標
大都市「東京」における自然生態系の窓口や野生生物保全活動といった独自の使命を新たな価値として訴求し、ブランド構築に繋げ、将来にわたってより多くの方にその価値を継承していくことを目指します。
市場の動向や、想定ターゲットとその特徴
(現状の来園者層)保護者が30~40歳代のお子様連れが多くご来園され、主に子ども達のための施設という印象は根強いと考えられます。最近では女性のみの来園も目立ち、全体的にも女性の方の来園比率が高くなっています。その一方、中学生から20歳代位までの若年層の来園比率は相対的に低い傾向があります。
(想定ターゲット)これからの未来に向けて、より多くの方に私たちの取り組みを伝え、ご来園いただき、理解者や継続的な支援者の拡大につなげることが課題です。
商品やサービスの訴求ポイント
都立動物園・水族園は大都市「東京」における自然生態系の窓口です。世界中に生息する作り物ではない実物の生命に出会い、その生息環境を感じていただくことができるよう、飼育展示技術の向上に努めています。
また、都立動物園・水族園は希少野生生物の保護・繁殖やその生息地の保全活動、調査研究を行う場としても、大きな役割を担っています。開発や乱獲、地球温暖化による気候変動などによって絶滅の危機に瀕する生物の現状について広く知らせることも私たちの使命です。
応募作品に期待すること
近年の地球環境問題やSDGs等への関心の高まりを受け、都立動物園・水族園が長年取り組んできた大都市「東京」における自然生態系の窓口や野生生物保全活動といった独自の使命について、私たちはさらに磨きをかけ、広く伝えていきたいと思います。このような使命を新たな価値として真摯に訴求し、都立動物園・水族園の存在意義を捉え直していただけるような作品をぜひお待ちしております。
制作における注意点等
・募集課題にそって、都立動物園・水族園4園(恩賜上野動物園、多摩動物公園、井の頭自然文化園、葛西臨海水族園)を一体で表現する作品の制作をお願いいたします。
・原則として、以下の表現はお控えいただきたくお願いいたします。
生物の擬人化
生物に対して「かわいい、かっこいい」などの主観的な形容表現を用いること
都立動物園・水族園で飼育展示していない生物をデザインに用いること
公の施設としての品格を著しく欠いた表現
・以下のとおり参考資料をお示しいたします。
当協会の令和3年度事業概要
http://www.tzps.or.jp/outline/pdf/pamphlet_2021.pdf保全への取組(公式HP)
https://www.tokyo-zoo.net/conservation/index.html